令和3年4月の霊神符だより
合掌 桜が咲き、春本番といった所ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今月は「南条兵衛七郎殿御書」からです。
「ひとり三徳をかねて恩深き佛は釈迦一佛にかぎり奉る」
四月八日は花祭りとも言いますが、お釈迦様の誕生日です。仏教にも色々な宗派がありますが、元をたどっていきますと、お釈迦様=釈尊の言葉を文章にしたのが仏教ですから一番尊い方なのですが、意外にも釈尊以外の佛様(阿弥陀如来・大日如来等)を大事にしている宗派もたくさんあります。
では釈尊とそれ以外の仏様と何が違うかの一つに「三徳が備わっているかどうか」です。この三徳というのは主・師・親の三つを指します。
どの佛様も「主」であると日蓮聖人も仰っています。ただ我々が住むこの娑婆世界(地球)に縁があるのは釈尊だけであると仰っています。だから、我々にとって「主」とは釈尊だけなのです。なぜなら阿弥陀仏は西方極楽浄土に、大日如来は太陽に縁があるなど、我々にとっては無縁の佛様になります。
なので、我々に縁がある釈尊も、阿弥陀様や大日様などから見れば無縁の佛様という事になります。要は住む世界が違うという事です。
ですから我々の為に今現在も地球に住み、法華経のご説法をして下さっておられる釈尊に対して手を合わせないといけないわけですね。
それでは今月も先月同様、ただ一心に御題目をお唱えしましょう。今月も沢山の幸せが皆様の元に届きますように。 ナームー。
では又来月です、ゴキゲンヨ~ ~ ~。 敬具
令和三年三月二十八日
涌泉寺お守りの会 代表代行 山口法光
涌泉寺お守りの会会員各位
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