令和4年7月の住職だより
住職たより 二〇ニニ年七月号
皆様、梅雨もあっという間に過ぎ去り、熱い日々が続いております。いかがお過ごしでしょうか?熱中症にはお気を付けくださいませ。
六月に霊断師の講習を十日間程受けて参りました。本来は東京のお寺で行うとの事でしたが、何のご縁があってか、山梨県は身延の総本山久遠寺での、今回は実施でした。
ほぼ缶詰で学習。朝から勉強。昼から勉強。そして夜は復習・予習と 普段は体ばっかり使っているので久しぶりに頭をフル回転させての日々でした。
前半戦は日蓮聖人についてのお勉強です。内容は日蓮聖人が檀信徒に向けて出されたお手紙が中心です。「お釈迦様や法華経はこういった事を言っている」「お経には行間を読むと実はこんな事を言っているんだよ」等が中心です。
後半は霊断のお勉強、実習。 中々濃い十日間でした。今回の参加者は二十代~七十代まで幅広い年齢層。私は四十ですので真ん中やや後ろ。また、信行道場が一緒だった方もおり、これも何かのご縁です。久々の良い講習会でした。
とは言っても感傷に浸ってばかりはおられません。亡き母は良く檀信徒のために必死になって色々と研鑚を積んでおりましたし、「一回会えばもう友人」というくらいご縁のある方に対して一生懸命でした。
そんな亡き母を見習わなくてはなりません。せっかく得たチカラです。皆様のために使ってこそッ! と、毎日を精進していこうと思った次第です。
さて、私が受講中 涌泉寺では、私に代わって大威徳明王さまの
年大祭が院主導師の下奉行されました。皆様にはきっと大威徳明王
さまから たくさんの御利益が頂かれたことと思っています。
では今月(七月)もよろしくお願いいたします。
令和四年 六月二十八日
涌泉寺 住職 山口 法光
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