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永和3年7月の霊神符だより

合掌 皆様 もうすぐ夏が始まりますが、いかがお過ごしでしょうか?

この夏は暑いみたいですので熱中症等に気を付けてくださいませ。

 

今月は「顕謗法鈔」からです。

 

「当世の諸人は、賢人上人なんどと、いわるる人々も、妄語せざる時はありとも、妄語せざる日はあるべからず。」

 

「妄語」とは、嘘をついたり、不実な言葉を発する事です。この罪を犯した者は大叫喚地獄(だいあびじごく)に落ちるとされています。罪深い亡者が呵責(かしゃく・責めさいなむこと・激しく怒り、𠮟られるさま)のはげしさに大声を発してなきさけぶ地獄の一つがこの地獄です。

 

さて日蓮聖人はどんな人も妄語を言わない日はないとおっしゃっています。ですからこのままだと皆地獄に落ちてしまうので、正しい信仰をしなさいという事を日蓮聖人はおっしゃっています。

つまりは悪い事をしてしまっても正しい信仰をして、良い事を積んでいけば良いのです。

しかし言ってしまった事(妄語)自体は、無くなるわけではありませんから、妄語を言わないように、日々の暮らしに気を付けていくようにしていかないといけませんよ、という事をこの一節を通しておっしゃっています。

 

 

それでは今月も先月同様、ただ一心に御題目をお唱えしましょう。今月も沢山の幸せが皆様の元に届きますように。

では又来月です、ゴキゲンヨ~ ~ ~。          敬具

 

令和三年六月二十八日

涌泉寺お守りの会 代表代行 山口法光

涌泉寺お守りの会会員各位

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