令和4年2月の住職だより
住職たより 二〇ニニ年二月号
皆様、寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?体調に気を付けて流行り病等に感染しないように気を付けてくださいね。
さてある所に海を見張っていた者がおりました。
遠い海の向こうに大きな物体?の様なものが見えます。「あれは巨大な軍艦だ!」と直感で彼は思いました。でも、しばらく様子を見ると、「いや、火船(ひぶね・火のついた船を敵艦にぶつけて敵艦を燃やす船)かな?」という事になった。次には小舟になり、そして布の袋となり、最後には「棒切れ」になっていました。
というお話。このお話は「パッと見は〇〇やけど、実は××だった」という話です。
よくありますよね?第一印象は当てにならないとよく言われます。実際、初見は間違っている事は往々にしてあります。
さて、問題は次です。間違っていた時にどう行動を変化させるかという事です。要は間違ったまま、間違いのまま、行動しないようにするという事ですね。これをどう変化させるかが重要です。
先程の話も、途中で間違いに気づいたけれど「軍艦」のまま準備をし、行動を起こしていたらどうなっていたでしょうか?その見張りはもちろん、その国も多くの無駄を出してしまう結果となってしまいます。
こう言うことは、世の中に往々にしてあります。「これくらいならまあいいか」と見過ごした結果、それが大きな問題になった事もたくさんあるかと思います。その変化させる第一歩をしっかりと踏み出せるように日々を過ごしていきたいものですね。
色々と迷う事があった時には、是非とも涌泉寺へいらしてください。きっと答えが見つかるものと思います。いつでもお待ちしております。
令和三年 一月二十五日
涌泉寺 住職 山口 法光
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。