令和3年11月の霊神符だより
合掌 ようやく秋らしくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 朝と夜の気温差が大きいので、体調にはお気を付けくださいませ。 今月もお送りさせていただきます。
今回も日蓮聖人のお言葉からです。身延山御書から、
「立ちわたる 身のうき雲も 晴れぬべし
たえぬ御法(みのり)の 鷲の山風」
日蓮聖人作の和歌で、日蓮宗の宗歌ともなっています。意味は
一面に広がっている身延の浮雲も、絶える事のない山風によって晴れ渡るであろうように、我が身の憂いの雲は日本の霊鷲山であるこの身延の山の、永遠の妙法の風によって晴れるに違いない
となります。日蓮聖人は比叡山に遊学中に、冷泉(れいぜい)(藤原)為家 という人物から和歌を学ばれたと伝えられています。この人物は百人一首の撰者として知られる藤原定家のお孫さんにあたる人物で和歌には詳しかったみたいです。日蓮聖人は遊学中に仏教に事に関する事はもちろんの事、生き抜いていくうえでの知恵や、知識など多くを学ばれました。そういったたくさんの事を学んだからこそ、法華経をわかりやすく私達にお題目という形で教えて頂けたのだと思います。
それでは今月も同様、ただ一心に法華経肝心の日蓮聖人直伝の御題目をお唱えしましょう。今月もたくさんの幸せが皆様の元に届きますように。
では又来月です、ゴキゲンヨ~ ~ ~。 敬具
令和元年十月二十八日
涌泉寺お守りの会 代表代行 山口法光
涌泉寺お守りの会会員各位
追伸 十一月より荒行へ入行いたします。その間は住職が代打を努めますのでよろしくお願いいたします。
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