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令和3年6月の霊神符だより

合掌 皆様 梅雨の真っ只中の今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

今月は「当体蓮華鈔」からです。

 

「仏性の蓮華は善悪不二の花なれば悪業の厚薄をも不撰、邪正一如の花なれば煩悩の汚泥にも生長す 」

 

善悪や邪正は社会生活として過ごしていく中で、発生していくものです。じゃあ悪とは何でしょう? 絶対的な悪というのは存在するのでしょうか? それはありません。 時代とともに社会とともに悪や邪正というのは変化していきます。 つまりは相対的な悪や邪正でしかありません。

とは言え社会組織が大きくなって複雑になろうともそれは必要から生まれたものであって、個人を不幸にする社会などは存在してはいけません。社会としての意義はあり得ません。

同時に自己中心な行動ばかりをして周りに迷惑をかけるのも間違っていますので、そこも踏まえながら自身の人格を磨いていかないといけません。

つまりはこの一節において日蓮聖人は個人と社会との一致点を見いだせる所が重要なんですよという事をおっしゃっています。

 

それでは今月も先月同様、ただ一心に御題目をお唱えしましょう。今月も沢山の幸せが皆様の元に届きますように。

では又来月です、ゴキゲンヨ~ ~ ~。          敬具

 

令和三年五月二十八日

涌泉寺お守りの会 代表代行 山口法光

涌泉寺お守りの会会員各位

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