令和4年10月の住職だより
住職たより 令和四年十月号
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 朝晩は涼しく日中は暑いというように寒暖の差が激しい日が続きます。まだ日中は暑い日が続きます。体調にはお気を付けくださいませ。
先日、国葬儀が執り行われたニュースを目にしました。
献花の列がすごく、まずはそこに目を奪われました。駅から駅まで人々々。そして一本道ではなくくねりにくねっての駅から駅です。関西でいう所の梅田から十三くらいの距離かと思われます。開始時間を早め、終了時間を遅め、離れた場所で特設の場所を設け、これは運営側も予想外のことだったのだと思います。
そして少し涙が出てきました。先日の国葬儀に関して菅前総理大臣が友人代表として安倍元総理に向かって弔意文を読んでいたシーンです。動画で視聴しましたが、その後大きな拍手で会場が埋め尽くされました。故人を忍ぶ場において、拍手喝采というのは明らかに異例です。見た事がありません。それくらいその場にいた人の心を動かしたのだろうと思います。
弔意を強制されずともこれだけの多くの方が弔意を
表明、表現したことは何事にも尊いことです。
法律や税にとらわれない尊いものだったと私は思います。
日本人の想いを感じた国葬儀でした。
では今月もよろしくお願いいたします。
令和四年 九月二十八日 涌泉寺 住職 山口 法光
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