住職だより12月号 〜垢落とし〜
住職たより 令和四年十二月号
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 秋も終わり冬になろうとしておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
「当たり前」と思っていた事が自分の中だけの事で「実はそうではなかった」という事って案外あるものです。私も最近、遭遇しました。当山は今のご時世ですから、ホームページがあります。それを見て連絡していただける方がいらっしゃるのですが、当山の「涌泉寺」を「ゆうせんじ」って読めない方が結構いらっしゃいます。「これはいかん」と思い、最近は比較的フリガナを打つようにしています。迂闊でした・・・。
今回は名前だけでよかったのですが、人とのコミュニケーションにしても仕事にしても遊びにしても、往々にしてあります。色々と考えて共通して言えることは「情報の不足」が原因の大体を占るということです。
例えばコミュニケーションなら、「相手の事を知らない→知る」で大体は解決できます。
言葉や会話の目や耳に残りやすい部分の他に「相手の背景を知る=理解する」事でさらに深い素敵な関係になるのではないのかなと思います。是非 意識していただければと思います。
そう考えると日蓮聖人や、さらに、お釈迦様はとてもその部分に非常に秀でた方だったのだと思います。
早いもので二〇二二年もあと一ヶ月ですね。今年も色々とありましたが残りもわずかです。十二月の涌泉寺(ゆうせんじ)のイベントは水神祭と、今年一年の垢落としです。是非ともお参りに来て、法華経とお題目の温泉に充分浸かってくださいね。
垢落としですから・・・!
終わりよければ全てよし。素敵な一ヶ月になりますように ~ ~ ~。
では今月もよろしくお願いいたします。
令和四年 十一月二十八日 涌泉寺 住職 山口 法光
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