令和2年12月の霊神符便り
合掌 朝晩が寒くなり、もうすぐ冬本番ですね。流行り病もありますので、体調管理には気を付けてくださいね。
今日は「南嬢兵衛七郎殿御書」についてです。
「此の文の心は、釈迦如来は此等衆生には親なり、師なり、主なり。我ら衆生のためには阿弥陀仏、薬師仏等は主にはなっても親と師にはならない。一人で三つを重ねるのは釈迦一仏に限り、である。」
主とは「すべての人を見守る事」
師とは「すべての人を教化する事」
親とは「すべての人に親の心で慈愛する事」
を言います。釈迦如来はこの三つすべてを持ち合わせており、阿弥陀仏や薬師仏は主にはなる事はあるかもしれないけれども、他の二つは持ち合わせていない と日蓮聖人は断言しています。
釈迦如来は我々が住んでいる娑婆世界にとても縁の深い方です。そしてこの三つを持ち合わせているのでどんな人も、それは怠け者でも、どのような罪を犯すような大悪人であっても、分け隔てなくお釈迦さまは救ってくれますよという事です。
ただ何もしていないと当然ですが救ってくれる事はありません。一心に御題目をお唱えして、善い行いをしていく必要があります。つまりは過去ではなく、これからをどう生きていくか、未来をどう生きるかが大切であるという事です。
それでは今月も同様、ただ一心に御題目をお唱えしましょう。今月も沢山の幸せが皆様の元に届きますように。
では又来月です、ゴキゲンヨ~ ~ ~。 敬具
令和二年十一月二十八日
涌泉寺お守りの会 代表代行 山口法光
涌泉寺お守りの会会員各位
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