住職だより〜R5.11 常に青春 〜
住職たより 令和五年十一月号
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 今月もお便りをお送りいたします。
一ヶ月ほど前の日経新聞の記事で「脳は五十代以降も成長する、十代とは違う特性、覚え方に活かそう」という記事がありました。十代の脳みそは丸暗記が得意とされており、意味づけして記憶するのが得意なのが大人になってからの脳みそであると書かれてありました。
確かに脳みその細胞自体は減っていくのですが、そのものが脳の成長を止めるわけではないということです。要は使い方ということです。物事はなんでもそうですが、使い方を間違えると思いもよらぬ方向へ進むことが往々にしてあります。それと同じように、脳みそもきちんと年齢に応じて使いましょうということです。結論、大人の人が丸暗記しようとしてはダメです。その代わり物事を理解して納得していけば暗記ができ知識が増えていきます。確かに時間はかかりますが、成長はできるということです。
Challenge like a baby 「赤ちゃんの様に挑戦しよう」という言葉があります。「大人につれて経験や知識が邪魔をして挑戦することを恐れて何にもしなくなる。それではダメだから赤ちゃんの様に挑戦(行動)していこう」という意味です。皆様もどんどん挑戦して素敵な人生を謳歌していきましょう。
では今月もよろしくお願いいたします。
皆様、すでにご存知かと思いますが、十一月一日より三回目の荒行へ行って参ります。
ホームページの更新もできませんが、先代住職は健在です。
四ヶ月近くお寺を留守にいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
令和五年 十月二十八日 涌泉寺 住職 山口 法光
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