1. HOME
  2. 涌泉寺だより・月案内
  3. 涌泉寺だより
  4. 涌泉寺だより 令和2年11月号

涌泉寺だより 令和2年11月号

この世での失敗はナンクルナイサ

皆さんは、何かをして失敗した経験は必ずあったと思います。その他に、ゲームやスポーツや賭け事など勝負事に負けたり、何かの受験に不合格だったり、など自分の思い通りに事が運ばなかった経験は誰にもある事です。
人生には、嫌な事・困ったことなど不快なことは、十のうち九つまで有って、よかったこと・愉快な事と言うのは一つぐらいしかありません。
結論から言えば当たり前で、何ら不思議な事ではありません。だからと言ってそれに甘んじろとか、耐えろとか、じっと歯を食いしばって我慢しろ、なんてことは言いません。そんなことは、ナンテコトナイサです。
毎朝読ませていただいている法華経と言うお経の意味から察するに、我々はこの世に生まれる前の前世では、菩薩と言う佛様になるためお勉強やいろんな修行をしています。気が遠くなるほど永い永い時間お釈迦さまをはじめいろんな如来様(仏様)に仕えて、いろんな修行やお勉強をしてやっと菩薩と言う佛様一年生になれたのです。
菩薩と言ってもほやほやの一年生ですからどれだけの実力なのか皆目分かりません。そこでお父さんやお母さんをはじめそのご先祖方の体の一部分ずつを戴いて作られた人と言う肉体の中に入って、法華経の十五番目に書いての通り、この地球の地面から湧き出た(母親の体内から産み落とされた・ハイ出てきた)のが我々人なのです。
そうです、我々はこの世に生まれながらの菩薩なのです。菩薩一年生になったこと等を、すっかり忘れた菩薩なのです。
なぜ忘れたのでしょうか。皆さんは生まれた時の事や、赤ん坊の時のこと等は忘れても、それ以降は大体記憶にあると思います。その記憶の続きが有って今があるのですが、その記憶に引きずられているから、これからの行動(生活)が便利だったり不便だったりします。過去のことが分からなかったら、今からなんでも思った通りのことができますね。
よく言われる質問に、やり直しができるなら何年までさかのぼれば再出発ができますか?
仏さまに叱られるような悪い事ばかりしていたであろう前世が、分からないよう隠されて、前世をやり直す意味でこの世に再出発の為に生まれさせて頂けたのです。
自分の前世はなんであったのかを、よく聞かれる(霊媒師などに聞かれる)人がおられますが、たいてい武士だったりお姫さまだったりお公家さん等と言われます。
その時代の日本人のほとんどはお百姓さんですから、あなたの前世はお百姓さんです、という答え以外は、間違いだと思っておれば、正解だと思います。
お釈迦さまが仰います、今安穏な・幸福な状態の人生を歩んでおられるお方は、前世でよいことをなさっておられたおかげを、仏さまから今頂いておられる。しかし、今悪い・不幸な状態の人生を歩んでおられるお方は、前世で仏さまにお叱りを受けるようなことをなさっていたので、その報いで、そのような状態になっている、と。
このようなお方は前世での悪い行いをしていたであろうことを、仏さまに懺悔滅罪をお願いしながら、日々善い行いを続けたなら、知らず知らずの内に良い状態に好転します。これが法華経の因果の法則なのです。
話は元に戻ります。
私たちは菩薩一年生でこの世に生まれました。何時間・何年・何十年か私たちには一切知らされない時間を、この地球上で菩薩の修行(人生と言う授業)をするのです。
その都度その都度、試験があり、それを一つ一つ済ませていかなければなりません。だからこの世を生きるということはお受験の毎日ですから、嫌な事しか無くて、試験休み等のよいことはほんの少ししか無いのです。
皆さんの中で試験を受けるのが好きだと言われるお方は少ないと思いますが、そのたくさんの試験が終えた時にやっとお釈迦さまのところに還れるのです。
皆さんが亡くなって四十九日の間、同生天・同名天と言う守護神さんが皆さんと面談をしながら生前の各試験の採点をして、俱生霊神さまに報告をし、俱生霊神さまがお釈迦さまに採点の報告をします。
余談ですが、涌泉寺ではこの俱生霊神さまのお守りを持って頂いておられる方々の、悪い採点の底上げをお願いしていますので、皆さん俱生霊神さまのお守りの申し込みをして下さい。
その後、お釈迦さまの下に四十九日かけて行き九十八日目にお釈迦さまと面談です。満点の方は皆無ですから皆お釈迦さまに叱られます。まずはお釈迦さまの処に行けた事を遺族の皆さんに報告の為と、もう悲しまないで普段の生活に戻るようにと、皆さんを元気つける為に皆さんに会いに帰ります。それが百か日忌です。お坊さんと一緒にお迎えして百か日の法要をして上げて下さい。
百か日忌の法要が終われば、すぐお釈迦さまの下に還って、菩薩一年生のやり直しです。
この世の修行よりも、あの世の菩薩一年生の修行は大変な難行・苦行です。年始・盆・彼岸・年回忌等、その都度の法要を、充分にして、応援をして上げてください。

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。