令和4年8の月の霊神符だより
合掌 そろそろ夏本番でございます。皆様はいかがお過ごしでしょうか。熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
今月は「如説修行鈔」よりの一節です
「極寒の時は厚き衣は用なり、極熱の夏はなにかせん。」
つまりは、寒い時は厚手の衣が必要になりますが、夏には不要ですよ。 ということです。
こういった言い回し、ことわざなど よく耳にすることも多いのではないでしょうか? 北風と太陽の話もそういったことを思わせてくれるお話かなと思います。
では日蓮聖人が言いたかったことはなんでしょうか?ここでは時代についておっしゃっています。
この世の中には多くの仏教の教えがありますが、今、この時代に即した教えは法華経だけですよ、と日蓮聖人はおっしゃっています。つまり、今の世に合っていない仏教の教えを、厚手の衣に例えてお話しされていたわけですね。
この世は末法と呼ばれる時代です。 出家や戒律といった仏教が廃れる時代だとおっしゃっています。なので、その時代々々に応じた仏教の教えを皆様にしていかなければなりません。その時代(今・現代)に即した教えというのが法華経です。そして日蓮聖人が大事にされたお題目というふうに繋がります。
お釈迦さまの教えとは、正しい教えに基づいた、その時代・その時代に即応した教えが説かれていたのです。
では今月も沢山の幸せが皆様の元に届きますように。
では又来月です、ゴキゲンヨ~ ~ ~。 敬具
令和四年七月二十七日
涌泉寺お守りの会 代表代行 山口法光
涌泉寺お守りの会会員各位
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