住職だより R8.6 「お寺がうちにやってくる」
住職たより 令和8年6月号「お寺がうちにやってくる」
みみなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
涌泉寺に大きなバンがやってきました。とても大きな車です。
「荷物を運ぶための車ですか?」
そう思われる方もおられるかもしれません。
たしかに、たくさんの荷物を運ぶこともできます。
しかし、本当の目的は少し違います。
この車で始めたいことは、「移動式のお寺」です。
近年、涌泉寺の檀信徒の皆さまの中にも、
ご高齢の方が増えてまいりました。
お寺にお参りしたい気持ちはあっても、
足腰のこと、体調のこと、交通手段のことなどで、
なかなかお寺まで来ることが難しい方もおられます。
そこで思いました。
「お寺に来ることが難しいなら、こちらから伺えばよいのではないか」
この思いから、今回の車を用意いたしました。
この車の後部座席を、
お寺の御宝前のような空間に整えていく予定です。
ただ住職が体ひとつでお経をあげに伺うだけではなく、
少しでもお寺にお参りしているような気持ちに
なっていただける場所をつくりたいと思っています。
駐車スペースがあるご自宅であれば、
できる限り伺うことができます。
ご自宅だけでなく、介護施設、職場、
地域の集まりなどでもご相談ください。
移動式のお寺のよいところは、
・どこへでも伺えること。
・気軽にお呼びいただけること。
・そして、普段とは違う形で、お寺の雰囲気を味わっていただけることです。
もちろん、お寺に来ていただくことには大きな意味があります。
しかしながら事情があって来ることができない方もいらっしゃると思います。
そんな中でも手を合わせる時間をもっと身近に感じていただきたい。
そのような思いでこの「移動式のお寺」を始めていきます。
いつものご自宅であっても、普段とは少し違う祈りの時間を
感じていただけると思います。
ぜひ、ご自宅や職場、施設などにお呼びください。
「お寺がうちにやってくる」
そんなお参りの形を皆さまにも味わっていただければ幸いです。
今月もよろしくお願いいたします。
令和8年5月27日 涌泉寺 住職 山口 法光
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